すみだ生涯学習センター主催の「すみだ地域学セミナー」は、すみだにクローズアップしたテーマを様々な角度から深堀していく全4回のセミナーです。
今回のテーマは「文学」
墨田区にゆかりのある作品や作家から、すみだの今と昔をひもときます。
【 すみだ地域学セミナー 2024年度・後期】
A. 堀辰雄 戦時下を生きた芸術の純粋さと強さ
〈12月 21日(土)14:00~15:30〉
講師:大石 紗都子(武蔵野美術大学造形学部准教授)
会場:すみだ生涯学習センター ドーム
締切:12月6日(金)
下町の向島に育ち、戦時下に成熟期を迎えた作家、堀辰雄。出自と対照的にも見える異国情緒や古典文学の影響を受け、虚構性を多分に盛り込んだ彼の作品世界とは何かー。
B.道楽散歩と観察・記録の超人 永井荷風の愛した下町散歩
〈2025年1月25日(土)14:00~15:30〉
講師:坂崎 重盛(エッセイスト)
会場:すみだ生涯学習センター ホール
締切:2025年1月10日(金)
玉ノ井が舞台の「濹東綺譚」で知られる永井荷風は、観察・記録の超人だった…。
C. わたしの向島
〈2025年2月9日(日)14:00~16:00〉
講師:領家 高子(作家)
会場:すみだ生涯学習センター ホール
締切:2025年1月31日(金)
向島花街の芸妓置屋に生まれ育った作家領家高子は、自分の出自が、人と異なる切り口から物事を見る力になっているかもしれないと近年思うようになってきたー。
【 すみだ地域学セミナー関連まち歩き】
『鬼平犯科帳』ゆかり散歩
〈2025年2月15日(土)10:30~12:00〉
協力:一般社団法人墨田区観光協会
場所:区内各所 ※詳細は参加者にご案内します。
締切:2025年1月31日(金)
池波正太郎の人気時代小説『鬼平犯科帳』。火付盗賊方改として江戸の治安維持にあたった長谷川平蔵は実在の人物です。
平蔵が活躍した時代に想いをはせながら墨田区にある『鬼平犯科帳』ゆかりスポットなどをたずねます。